自分で自分の成長を止めない。根底にあるのは「成長し続けたい」という思いです。
当初考えていたキャリア形成とは少し違った道のりですが、毎日が勉強で成長を実感中
工学部で有機化学を専攻していて、就職活動では素材メーカーを中心に考えていました。フジボウグループは祖業の繊維の技術を利用した研磨材事業など多角的な事業に取り組んでいたことと、営業利益率が上昇していることから堅実な経営をしていると思いました。
また、「研磨材事業で世界1位を目指せる」ことにとても魅力を感じていて、半導体市場を見ているとまだまだ成長していくと思います。研磨材事業に限らず、化学工業品事業、生活衣料事業も顧客ニーズに応えて、お客様に寄り添った製品作りを続けているからこそ、顧客からの信頼を勝ち得ていると思うので、これからも成長が望めると思います。採用時には技術系を志望していたので、入社後は工場勤務だと思っていましたが、研修後に経営企画部に配属されて5年目になります。
当初は、「10年ほど技術職を経験して、モノを売る仕事も覚えつつ、管理部門で経営に携わりたい」というキャリア形成を考えていたので、配属が決まったときは、会計の知識もないし、「今の自分にできるかな?」と不安がありましたが、ひたむきに仕事に取り組みました。
経営に関しては、時代の変化や経済状況など外部環境は刻々と変わっていくので、内部の環境を整えながら、経営陣のニーズに合った参謀役として経営企画部があるという認識で、日々の業務をこなしながら、今も勉強の毎日です。
経営企画部は、グループ全体の枠組みを作る仕事。
大局を見ながら細部を詰めていきます
現在は、業績管理(予実管理)、利益計画策定、審査(与信管理)業務などに携わり、数字と向き合う仕事を主としています。管理業務はグループ会社の業績管理及び分析、審査業務では取引先の信用度を見て適正な取引枠を検討します。これらの業務を遂行することで経営企画部のミッションである「グループ全体の枠組みを作る」ことにつながります。
会社経営は、大学院での研究と同じく、「答えがないものを予測しながら進んでいく」ので、とても面白く仕事に取り組んでいます。また、マーケット情報やその分析なども含めて、大局から俯瞰して見ることの大事さも教わりました。入社当初はゼロの状態でしたが、3年目ぐらいからできることが増えてきました。これから年次が上がっていくと求められることも高度になっていくので、業務の合間にウェブセミナーを積極的に受けたりして学んでいます。
日々の仕事で大事にしているのは、
「この仕事の先に何があるのかを見る」ことです
現在、他社では多くの女性管理職(役員)が登用されています。フジボウグループも女性の管理職登用に積極的になってきており、女性総合職としてそのロールモデルの一人にならなければいけないと責任感を持ちつつ、後輩ができた時にきちんとマネジメントできるよう日々意識づけています。
そのなかで、私は仕事で会社経営の一端を担っていることもあり、多種多様な仕事を経験する機会も多いので、「この仕事は、次にどういうふうに繋がっていくのか」を考えることを大事にしています。目先の仕事だけにとらわれてしまうことで、自分で成長を止めてしまうのが一番こわいですね。一層、組織再編や将来の成長を見据えた戦略の立案など全社的な知識を蓄え、少数精鋭体制の一端を担えるように、まだまだ努力が必要です。会社のいろいろな数字や資料の意味をしっかりと自分の力で考え、読み取ることでスキルアップし、次の仕事に活かせるように取り組んでいます。
業務の一日の流れ
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9:00
出社
メールチェック -
9:30
利益計画策定用資料の作成
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12:00
昼食
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13:00
業務打合せ(審査)
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14:00
グループ会社予実対比資料作成・配信
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17:30
退社
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