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研磨材の技術営業としての信条は「迷うくらいならやってみる」。フジボウの技術を活かせる、次の事業の芽も見つけたい

フジボウ愛媛(株) 東京営業所 機能資材第4部 

技術営業 新卒入社

01 ― フジボウグループを選んだ理由

メーカーでモノづくりをしたいという思いから、営業へ異動になって、鍛えられた若手時代

大学では電気電子工学 電気コースを専攻してプラズマの研究を行っていたので、電機メーカーへの就職を考えていましたが、教授から、「フジボウグループで電気・機械系の人材を募集する」と聞いて、興味本位で話を聞いたのが入社のきっかけです。在学中はファッションが好きだったので、繊維系の会社には元々良いイメージがあり、当時の採用担当者からの「研磨材事業に力を入れるべく、生産に欠かせない電気・機械系の人材がほしい」というメッセージにも惹かれました。自分の中にメーカーでモノ作りをしたいという気持ちがあったのも決め手になりましたね。

入社して約半年間はフジボウ愛媛の壬生川工場で研磨材製造の研修を行い、正式配属後も製造に携わる予定でしたが、営業への異動を命じられました。愛媛から東京に移り、仕事の変化、人の変化、環境の変化に加えて、東日本大震災も起きて、入社1年目は不安の多い年でした。東京でスーツとネクタイの毎日になり、大きな課題を抱えて苦しかった2年目が過ぎて、3~4年目から海外担当として台湾のクライアントと仕事をするようになってから、営業の面白みが分かるようになりました。

研磨材の技術営業として12年目になります。今工場の製造現場に戻ってもきっと役には立たないと思いますが(笑)、営業をする上で、現場で「知識をもう一度深めたい」という気持ちはありますね。

02 ― 現在の仕事について

営業は、顧客と工場を円滑に繋いで、結ぶ仕事。
良い人が集まっているので、何ごとも相談しやすい環境です

現在は、研磨材事業部で研磨パッドの営業を担当しています。営業本部は機能資材第1部から第4部までに分かれ、第1部から第3部までは半導体向けの研磨材を担当し、自分が所属する第4部は、半導体以外のバラエティに富んだ研磨材を担当しています。ガラスはスマホ、パソコン、テレビの液晶画面全般、化合物ではLED照明の中に入っているサファイアの基板など、樹脂では主にメガネのプラスチックレンズ、金属ではステンレスやアルミ、金型の研磨などの営業を行っています。ガラスでは、世界最大級のガラスメーカーと直取引するなど、大手とも多数仕事をしています。

業務内容は、ルート品の受注対応、納期調整や改善の提案、新規案件への対応、クレーム対応、新規開拓など多岐にわたります。商品はすべて受注生産なので、価格も仕様も性能も一律ではありません。フジボウの研磨材は、顧客ごとにカスタマイズしていく細やかな対応が評価されていると思います。また、フジボウグループは良い人が集まっていて、何事も相談しやすい環境なのも魅力です。

営業では、クライアントからの要望に対して、今までの経験やさまざまな情報をもとに提案を行いますが、一度目で上手くいくこともあれば、長い時間を要することもあります。順調に納品されて顧客から感謝され、会社には売上というカタチで貢献できる“Win-Win”の関係を継続できることが理想ですね。

03 ― あなた自身の変化について

理想としている営業マン像は、「相談すれば解決できる」。
社内外から頼られる存在になって、後輩を育てることも頑張りたい

仕事は“自己流、自分流、我流”ではありませんが、現在は、半導体以外の研磨材を扱っているので、なるべく変わり種の案件の相談にも乗るようにしています。研磨材事業は量産が前提ですが、自分の信条として「やらないより、やってみる」方なので、むげに断らず、工場に相談してみて、製造できる方向性を一緒に考えることに重きを置いています。顧客が困っていることを相談してきてくれて、それを解決して喜ばれるのは素直にうれしいです。

フジボウグループの現在は、研磨材事業や化学工業品事業を大きな軸として好調ですが、繊維技術が研磨技術に活かされたように、今の技術を別なことに転用・発展することができると、明るい未来が見えてくると思います。たとえばファッション界でもSDGsの一環としてリアルレザーから脱却して合成皮革のエコレザーを活用しているように、時代性を反映させたモノの転換など、得意分野の軸を持ちながら、新しいニッチNo.1にも繋げていけるはずです。

入社12年目で、30代中盤になりました。最前線のプレイヤーとして更に力をつける必要もありますが、後輩や他の人をフォローするような仕事にも挑戦してみたいですね。誰かをフォローするには自分の経験や知識、情報が豊富でないとできないと実感していますが、次のステップアップとして挑んでみたいです。また、グループを押し上げて行く立場になりつつあることも意識し始めているので、営業ノウハウを後輩に伝授したり、自分の中の視野を広げられたら、それも自分の成長に繋がっていくと思います。

Work Style

業務の一日の流れ

  • 9:00

    出社
    メールチェック

  • 10:00

    資料作成、見積作成、電話対応など

  • 12:00

    昼休み

  • 13:00

    打ち合わせ

  • 15:00

    メールチェック、資料作成、見積作成、電話対応など

  • 17:30

    退社

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