1年目に与えられたテーマ「歩留まり改善運動」をクリア。2年目は新たな技術の導入に向けて取り組んでいます
少数精鋭なので、一人当たりの仕事の裁量が大きく、主体的に仕事に取り組めて成長できる環境に魅力を感じました
大学院では有機合成化学を専攻して、新規合成反応の開発というテーマで、研究中心の毎日を送っていました。化学メーカーを中心に就職活動をしていて、フジボウグループも化学メーカーとして捉えていました。入社を決めたのは、フジボウグループがこれまでに培った技術や経験を活かして、繊維事業から化学工業品事業、研磨材事業と事業領域を広げていて、現代の多様化するニーズに対しても柔軟かつスピーディーに対応し、リスクを分散しながら成長を続けている点に魅力を感じたからです。
入社後は研究・開発を希望していましたが、製造部に配属されました。業務の多くが初めての経験で、機械のことなどもさっぱり分からず、部品の名前すらわからない状態からのスタートでした。しかし、新しいことにチャレンジするのは好きなので、覚えることが多くてもポジティブに捉えて頑張ろうと思いました。研究・開発と製造は表裏一体の関係なので、若手のうちは現場をしっかり覚えて、自分の糧にしたいと思っています。
今は一人暮らしで自炊をしていて、手軽に作れるものを作って晩酌しています。愛媛に来てから釣りを覚えて、アジやカワハギ、夜釣りではアコウやカサゴなどを釣って、自分でさばいて食べています。こういう生活も楽しいですね。
工場の現場に入る、汗を流す、トラブルや課題を知る。
歩留まりを良くして品質安定化のためのマニュアルを作る
仕事は製造部として主に工場の現場に入り、実機運転を行うことを通して、生産ラインの把握と生産の特性を学んでいます。また1年目は上司から「歩留まり改善活動」というテーマを与えられ、利益に直結する歩留まりや品質の安定化に取り組みました。これまで現場のベテランの経験を頼りにしていたトラブル対応を、製造部が中心になってマニュアル化するために、現場で働く人たちにヒアリングしてマニュアルを作成しました。
2年目は、現状の問題を解決するための新しい技術導入という課題に取り組んでいますが、同時に3交替・24時間でフル稼働している工場の現場の人たちと同じ勤務形態で、生産ラインに入って製造に関わっています。交替番という不規則な勤務時間で働くのは大変ですが、製造の仕組みを一番近くで見ることができ、現場の働き方や人間関係について学んでいます。これから製造全体を管理していく上でも貴重な体験だと思って汗を流しています。
実際に工場で働いてみると、人と職場環境の良さに魅力を感じます。上司に業務のことで相談したときには、忙しいのにも関わらず時間をとって親身に相談にのってもらえて、仕事を前に進めることができました。また、意見が通りやすい環境が整っていて、仕事を任されるばかりではなく、自分がどのようなことに取り組みたいかを尊重してくれます。
新しいことに挑戦するのが好きなので、
現場の改善のために新しい技術を導入して前に進みたい
現在は現場作業と改善活動を主に行っていて、今取り組んでいる改善内容は上司が発案したもので、多くのフォローをしてもらいながら進めています。いち早く仕事を覚えて、担当する仕事の幅を広げ、自分が主体のプロジェクトに挑戦したいですね。
フジボウグループの未来は、半導体需要の増加に伴い、研磨材の需要も高まってくるので、研磨材事業を中心に今より会社の規模は大きくなっていくだろうと思います。歴史を見ても繊維から転換した過去の成功事例もあるので、今後の事業の柱となるものも見つけていくでしょう。私個人は、現場での作業で培った強みを活かして改善活動に取り組み、さらにさまざまな経験を積んで、いずれは新規事業の設立に携わってみたいと思います。
業務の一日の流れ
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8:00
出社
朝礼、メールチェック、現場見回り -
9:00
会議
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10:00
受注確認、データ入力
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12:00
昼食
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13:00
製造予定作成、工程改善活動
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16:30
退社
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