あと5年で40歳。サボらずに先頭に立って、若手を鍛えて育てるのは、ここからの5年間が勝負です
自分が作っているモノが世の中に必要とされて、社会の役に立っている実感がある仕事をしたかった
大学院の工学研究科 応用化学専攻で化学工学を主に学んでいました。フジボウグループを調べていたら、いろんな事業を手がけていて面白そうだなと思うとともに、創業して100年以上経つ企業は日本でも数少なく、「会社として面白い特徴があるから残っている」のかなと考えて入社を決めました。
自分が学んでいた研究分野は、さまざまな化学工業製品を製造している柳井化学工業が近いと感じましたが、研磨材事業なども現代社会に不可欠な製品を作っている分野であると感じて、自分の仕事に誇りを持てるのではないかと考えました。自分が作っているモノが世の中に必要とされていて、消費者として手にできて、社会の役に立っている実感がある仕事に就きたかったので、魅力を感じましたね。
入社して壬生川工場に配属され勤務していましたが、2020年10月に大分市に完成した半導体に使うシリコンウエハーやハードディスク向け研磨用パッド等の生産ラインを持つ新工場の操業に伴い異動してきました。製造ラインは稼働していますが、壬生川工場と同じレベルのラインを作るためのデータ検証などを主に行っています。新工場の立ち上げスタッフとして仕事は多岐にわたり大変ですが、毎日充実しています。
データを見ながら、開発、製造、品質保証の各部門が一体となってミーティングすることが品質の向上に繋がります
大分工場では、研磨材と機能性フィルムの製造を行っていて、自分は両製品の品質保証と品質管理業務全般を担っています。さまざまな業界の顧客を相手にしているので、業界ごとの顧客要求事項を把握することと、顧客の要求するレベルについていくのが大変です。クライアントは「同じモノをずっと同じ品質で作り続ける」ことを要求しますが、そういうオーダーに応えるのが一番難しいです。
現在は品質保証課の課長代理で、若手社員も多く、現場リーダーとして実務マネジメントを行っています。主な業務は、クライアントからの要求に応えるための仕組みや条件を取りまとめて、決められた条件のもとに製造が行われているかのチェックや完成した製品の検査、データ確認も行い最終製品の品質の責任を負います。また、工場運営マニュアル通りに仕組みが動いているかの確認や、従業員に仕組みを浸透させるのも仕事です。
非常に綿密かつ厳正な仕事で、クライアントには統計的に客観性のある視点で製品について話さないと通じないので、「分かりやすい統計の基礎」をもう一度読んだり、高校のときの数学の参考書を持ち出して勉強し直したりしています。
工場の問題点をみんなで改良していくのが面白い。
自分が発信した内容で解決したときはやりがいを感じます
仕事をする上で問題やトラブルはつきものですが、それらに対して解決案を考えるのは難しいと同時に面白くもあり、無事解決したときはやりがいを感じます。特に工場のみんなと問題点を考えて、解決・改良に向かっていくのは一体感がありますね。
趣味はサッカーの試合を見ることで、大分に来てから、J1の大分トリニータを応援しています。サッカーは、戦術や決まりごとがしっかりあって、監督以下チーム全員が同じ意識を持っていないと勝てないスポーツです。チームの方向性が定まらないと組織として戦えないのは仕事も同じですね。どんな業界でもトップが方向性を示すことは大事で、自分は今はプレイヤーですが、将来管理職になったときのマネジメントも少し意識するようになってきました。
フジボウグループは現在、既存事業を拡大していく方向にありますが、そのような状況でも既存の仕組みを改善、強化することができたらクライアントからさらに信頼を得られるでしょうし、そういう会社は長生きします。また、フジボウグループ=ニッチNo.1ですが、ニッチでも稼げるモノがあることが証明できているので、新しい事業の芽は常に意識していたいと思っています。
あと5年で自分も40歳になります。今、サボらずに先頭に立って、若手を鍛えて育てるには、ここからの5年間が勝負だと思っているので、現場で声を上げていきたいです。人に対して真摯であり続けて、若手への教育体制なども含めて、より強固な仕組みを作っていきたいです。
業務の一日の流れ
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7:40
出社
ラジオ体操・朝ミーティング・掃除 -
8:30
一日・一週間の予定・メールの確認、システム関係の見直し等
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10:00
打合せ
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11:00
レポート作成
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12:00
昼休憩
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12:50
データ整理
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15:00
レポートの作成、製品データの整理・報告
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16:00
残務処理、翌日の予定確認
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16:30
退社
Interviews
300名を超える壬生川工場を支える施設の管理業務。若手社員として大きな期待を感じています
フジボウ愛媛(株) 壬生川工場 施設課
施設管理 新卒入社
研磨材の技術営業としての信条は「迷うくらいならやってみる」。フジボウの技術を活かせる、次の事業の芽も見つけたい
フジボウ愛媛(株) 東京営業所 機能資材第4部
技術営業 新卒入社
1年目に与えられたテーマ「歩留まり改善運動」をクリア。2年目は新たな技術の導入に向けて取り組んでいます
フジボウ愛媛(株) 壬生川工場 FP製造一課
生産管理 新卒入社